ムンド・デポルティーボ』紙の独占報道で、バルセロナの守備の中心選手であるロナルド・アラウージョが、冬の移籍市場で将来の移籍先について深く考えていることをプライベートで明かした。
アラウージョは、クバシやイニゴ・マルティネスとのライバル関係がますます熱くなっていることを実感し、チームのセントラル・ディフェンスラインにおける現在の激しい競争に苛立っている。アスレティック・ビルバオとのスーパーカップ準決勝では、出場機会すら得られなかった。そしてバルセロナは、6月に契約満了を迎えるレバークーゼンのFWジョナタン・ターを獲得しようとしている。
アラウージョはドレッシングルームで、退団するならプレミアリーグが第一希望だと明かした。イタリアのユベントスだけでなく、イングランドのアーセナルも彼の獲得レースに加わっている。ユベントスもチーム強化のためにディフェンダーを探しているが、アラウージョのプレミアリーグへの情熱と好奇心は、そちらを好むようだ。アーセナルのサッカースタイルはアラウージョのプレースタイルを補完すると考えられており、一方ユベントス側としては、アラウージョの代理人がイタリアに拠点を置いていることから、この契約にさらなる優位性を与えるかもしれない。
しかし、FCバルセロナは現在のところ、アラウージョを1月にレンタル移籍させる予定はない。しかし、もし魅力的で高額な移籍オファーがあれば、クラブはその決断を考え直すだろう。アラウージョはバルセロナとの契約を1年半残しているが、まだ延長の意志を示していない。契約は2022年4月に結ばれ、2026年6月まで有効である。
