イングランドは、1962年以来続いているタイトル争いに終止符を打とうとしている。MFズディ・ビニンガムの肩の怪我が悪化し、戦列に加わる前に鎮痛剤が必要になったというのだ。この21歳のレアル・マドリードのスター選手は、ヨーロッパリーグ終了後、この怪我を治すための手術を受ける予定で、2ヶ月の欠場が予想されると報じられている。

スペインメディア『Relevo』によると、ビニンガムは昨シーズン11月の試合中に肩関節を痛め、それが治らなかったという。カムバックした今でも、時々痛みに苦しんでいる。負傷による不快感を和らげるため、アメリカンスタイルのショルダーパッドを着用することが多く、試合中は鎮痛剤に頼っているほどだ。

レアル・マドリード側は、先日の欧州準々決勝、イングランド対オランダ戦の後、特別にビニンガムを訪ね、彼の家族と面会した。チームは新星の肩の怪我の悪化を懸念しており、手術に踏み切るかどうかで意見が分かれている。手術が行われれば、ビニンガムは少なくとも2ヶ月は欠場する見込みで、新シーズンのリーガ・エスパニョーラとヨーロッパリーグの一部を欠場することになる。

とはいえ、レアル・マドリードのメディカルチームは、ビニンガムに完治を視野に入れた手術を勧める意向だ。現時点では、最終的な決断は下しておらず、すべては欧州決勝戦の後に明らかになるという。

肩の負傷にもかかわらず、ビニンガムはユーロでも好調を維持し、イングランド代表として2ゴールを決めた。そのうちの1ゴールは、イングランドがセルビアを1-0で下したグループステージでのもので、さらにラウンド16のスロバキア戦では、1-1の同点に追いつく逆転フックを決め、スリーライオンズに延長戦勝利のチャンスをもたらした。ビニンガムは、イングランドが決勝でスペインを倒す上で、間違いなく重要な役割を果たすだろう。

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