リーガMXの強豪、シャビエルに所属するMFセルヒオ・ラモスが、38歳にして契約更新を拒否し、今夏の契約満了をもってチームに別れを告げることを決断した。この決断は驚きであったが、ラモスは新シーズン、MIAMIと熾烈な競争を繰り広げることになるUSL新規参入チーム、FCサンディエゴに移籍する見込みであることが明らかになった。
シャビエルからの公式発表によると、ラモスは念願であった親チームへの復帰を実現させたという。幼少期からシャビエルのユースチームで鍛えられ、2005年にレアル・マドリードに移籍したラモスは、16年間 "銀河系艦隊 "でリーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、UEFAカップ、世界選手権など数々の栄冠を手にし、2008年と2012年にはスペイン代表のワールドカップ制覇に貢献した。
その後、ラモスはフランスに渡り、パリ・サンジェルマンに移籍し、リーグ・アンのタイトルを2度獲得した。昨夏、ザビエルに復帰し、37試合に出場、7得点を挙げ、歳をとっていないことを証明した。来シーズンのUSL拡大に伴い、FCサンディエゴはラモスをチームに招き、戦力と影響力を強化する計画だ。もし、ラモスの入団が成功すれば、メス、ブスケッツ、スアレスといった元バルセロナのチームメイトと再び対戦するチャンスが生まれるだろう。