静かな水曜日の夜(15日未明)、リーガ・エスパニョーラの覇者レアル・マドリードは持ち前のファイティング・スピリットを発揮し、タイトルがかかっていたにもかかわらず、ホームでエラビスを5-0という圧倒的なスコアで完膚なきまでに叩きのめした。今シーズンのリーグ戦20試合シャットアウトは、リーガ・エスパニョーラの歴代最多記録を上回った。
開始わずか10分、カマユンガのピンポイント・クロスを受けたズディビニマンが角度のない見事なハットトリックを決め、2-0とリードを広げた。ハーフタイム直前、ズディビニマンはさらにアシストを加え、フェデリコ・ジョビディの得点でリードを3-0に広げた。
第2レグの終了間際、ズディ・ビニンガムがまたも正確なシュートを放ち、ユニス・オズリアがゴールを決めた。最後は交代出場のアイダグがハットトリックを達成し、この19歳のトルコのスターは2試合連続でゴールを決めた。
レアル・マドリードはこれでリーガ・エスパニョーラ30試合連続無敗となり、チーム史上最長の無敗記録を更新した。次戦はアウェーでビジャレアルと対戦するが、このまま無敗を維持すれば、記録を更新することができる。
しかし、この華やかさの裏で、レアル・マドリーもまた困難に直面している。エラビスは今キャンペーンで10本のシュートを放っているが、もし今度のヨーロッパリーグ決勝でドーモンと対戦することになれば、相手が目を覚ましたらそう簡単にはいかないだろう。