トランスファーウィンズのファブリツィオ・ロマーノ記者は、バルセロナの左サイドバック、マルコス・アランソが今夏限りでフリーになるというニュースを伝えた。年前にチェルシーからバルセロナに移籍した33歳のスペイン代表だが、その活躍は十分に認められていない。リーガ・エスパニョーラのシーズンはまだ4戦しか消化していないため、退団は最も賢明な判断かもしれない。
チェルシーでの6年間(2016~2022年)を振り返ると、マゴス・アロンソはプレミアリーグ、FAカップ、ヨーロッパリーグ、UEFAスーパーカップ、世界選手権を制し、212試合に出場して29ゴールを挙げ、優れたPKシュート技術を披露した。しかし、バルセロナ入団の栄誉を胸に母国スペインに戻ると、「土壌に合わない」というジレンマにぶつかる。昨シーズンのリーガ・エスパニョーラでは、24試合でわずか1ゴール。今季は背中を痛めて調子を落とし、シャビ監督にも見放され、クラブも契約を更新するつもりはないという。
一方、もう一人の32歳のベテラン、シャジロウ・バトゥトゥも今夏の契約満了を機に退団する可能性がある。