夜も更けた9日(土)、リーガ・エスパニョーラの流れが変わった。かつての強豪、スポルティング・クラブ・デ・マドリードは、最下位カディスに0-2で敗れ、予想外のワーテルローを味わった。リーグ戦ここ3試合で2度目の敗戦となり、戦績に傷がついただけでなく、トップ4残留と来季のヨーロッパリーグ出場権獲得にも疑問符がついた。
木曜日(14日)の早朝、スポルティング・クラブ・デ・マドリードはUEFAヨーロッパリーグ・ラウンド16セカンドレグでインテル・ミラノと対戦する。しかし、首位レアル・マドリードとの差を縮めるため、セモニ監督はそれでも迷わず最強の布陣を送り出した。しかし、カディスのストライカー、シメオン・チャメリスが前半のわずか24分間で突破口を開くなど、マドリードのパフォーマンスは全体的にジェットコースターのようだった。
失点後、マティスは攻勢を強めたものの、ディビもアンスゴリアもシュートをゴールに結びつけることはできなかった。カディスは64分、サミーの反撃で追加点を奪い、2-0の勝利を収め、リーグ戦23試合負けなしという神話に終止符を打った。
実際、スポルティング・クラブ・デ・マドリードはここ5試合でわずか1勝1敗と調子を落としており、その中にはEUベスト16で初めてインテル・ミラノに0-1で敗れた試合も含まれている。次のラウンドで逆転できるかどうかはまだわからない。一方、リーグ5位のビルバオとの勝ち点差は5しかなく、4位以内をめぐる状況は非常に緊迫している。