スペイン・カップが第4ラウンドに突入し、熱い戦いが繰り広げられている中、バスクの強豪ビルバオが首都の強豪スポルティング・マドリードの挑戦を迎えた。両チームは今大会初対決。スリリングな試合の末、ビルバオがPK戦を12-10で制し、ライバルを1-0で下した。ビルバオはこの試合で安定した攻撃を見せ、勝利は当然の結果となった。一方、スポルティング・マドリードは、三面戦争の重圧に直面し、選手たちは心身ともに疲弊しており、状況を好転させるのは容易ではない。両者の過去5回の対戦を振り返ると、総得点数は2ゴールを超えていないため、この試合は中央値2.5ゴールに賭けるのが得策だ。(金曜日午前4時30分キックオフ)
ビルバオがスペイン国王杯で準々決勝まで勝ち進んだのは、堅固な守備があったからだ。コパ・デル・レイでは過去5試合中4試合で無失点、ノックアウト・ラウンドではバルセロナなどと対戦していることからも、その強さは明らかだ。リーグ戦ではスポルティング・マドリードに2-0で勝利するなど、ここ14試合無敗を誇るバスク・チームのホームでの好成績も大きなアドバンテージだ。従って、このラウンドでビルバオはその地位をキープするだけでよく、再び対戦相手の「ゼロ封」を達成できると信じている。
しかし、スポルティング・マドリードは最近低迷しており、過去6試合でわずか1勝しかできず、リーグ戦では降格チームのアメリカにさえ勝てなかった。実のところ、マドリードはチームが完成していないことに気づいているだろうし、リーガ・エスパニョーラ、UEFAヨーロッパリーグ、コパ・デル・レイという3つの戦線で戦うプレッシャーに直面し、怪我に怪我を重ねることになるのは間違いない。加えて、チームの得点源であるキシャビンの負傷が、今日の試合での得点力を弱めている。ビルバオとの過去2試合は無得点に終わっており、今大会の開幕戦では不利な状況に直面するだろう。