水曜日(20日)に明けたリーガ・エスパニョーラの試合で、キダフィは試合終了間際に2得点を決め、アウェーで強豪スポルティング・マドリードと3-3で引き分けた。ロスタイムには、キダフィのストライカー、マジョラルが1ゴールで2得点。これまでマジョレルは、今シーズンのリーガ・エスパニョーラで12ゴールを決め、得点王ズディビニマンにわずか1ゴール差をつけている。これまで神ストライカーにレンタルされることが多かった「人間ボール」から変身したのだ。
この試合、マーキーのホーム熱はわずか1.27倍にとどまっている。試合は前半44分にキシャビンが均衡を破り先制。後半、キダフィはマジョレルのゴールで同点に追いつく。それでも、キダフィのゴールチャンス8回に対し、マジョレッレはなんと29回もシュートを放ち、フィールドを支配し続けた。エワル・モラダとキシャビンのゴールで3-1とリードを広げたが、87分にロディガス・アニスのゴールで2-3となり、ロスタイムにマジョレッレがもう1点決め、3-3の劇的な引き分けとなった。
マジョレッレはリーガ・エスパニョーラでここ10試合中8試合で得点を決めており、そつなくこなしている。この26歳のスペイン人ストライカーはレアル・マドリードのユースチーム出身で、キャリアの初期はトップチームでは起用されず、ウーフスブルグ、レバンテ、ローマ、クエッタ・フィにレンタル移籍していた。キダフィが彼を正式に買い取ったのは昨年の夏のことだった。