欧州の移籍市場が終わりを迎えようとしている今、サウジアラビアサッカー界は新たな移籍熱狂の波を巻き起こしている。彼らはヨーロッパが沈黙したからといって立ち止まることなく、ワールドクラスのスター選手に積極的に接触している。いや、たった今、アトレティコ・マドリードのベルギー代表FWエンリケ・カラスコが彼らの新たなターゲットになったばかりだ。月曜日（4日）、カラスコはサウジアラビアへ旅立ち、移籍金1500万ユーロ（1億2700万香港ドル）でアル・シャバブのクラブと3年契約を結ぶ。
当初、カラスコはアトレティコ・マドリードのリーガ・エスパニョーラ、シャビエル戦に出場する予定だったが、悪天候のため試合は中止となった。カラスコのアトレティコ・マドリードでのキャリアもこれで終わりを告げた。サウジアラビアに出発する前に、すべての移籍書類にサインをし、メディカルチェックも無事に済ませた。サウジアラビアに到着すると、地元の首長に温かく迎えられた。
