最新のプレミアリーグでは、ニューカッスル・ユナイテッドとクリスタル・パレスが0-0で引き分けた。直近のリーグ戦4試合中3試合で得点を奪えていないにもかかわらず、ニューカッスル・ユナイテッドが控えめなプレーをしているわけではない。特に32歳のベテラン、ジェビアはチームの攻撃のエンジンとなっている。OPTAの統計によると、イングランド代表FWは今シーズンのプレミアリーグで16回の「主な得点チャンス」を作っている。この統計はベルギーのスター、チエウエンディブーニに次ぐもので、ヨーロッパの5大リーグではアルゼンチンの王者メスをも上回る。
ニューカッスル・ユナイテッドは昨年1月、サウジアラビアの政府系ファンドに買収され、アトレティコ・マドリードから1200万ポンドでジェビアを獲得した。この移籍は、リーガ・エスパニョーラでの凡庸なパフォーマンスと年齢から、当時はあまり評判が良くなかった。
しかし、この右サイドバックはすぐに大リーグで足場を固める能力を証明し、今シーズンのプレミアリーグで1ゴール、4アシストを決め、16回の「ビッグ・スコアリング・チャンス」を積み重ねた。そして、パリ・サンジェルマンのストライカー、アーロン・メッシよりも1つ多い。
ディフェンダーとして、ジェビアがこれほど素晴らしい攻撃的スタッツを記録するのは稀なことだが、残念なことに、チームメイトの把握力の弱さが彼のパスの多くを無駄にしてしまい、それがニューカッスル・ユナイテッドの失点数を減らした原因のひとつとなった。
ジェビアは右サイドでのアシストとディフェンスに定評があり、シュート技術も高い。今度のEFLカップ準々決勝では、ニューカッスル・ユナイテッドはサウサンプトンと対戦する。