今年のワールドカップ・ベスト16で、スペインは予想外に大崩れし、パス技術はあるのにシュートが弱いと批判されている。そんな折、リセウ・ユナイテッドのストライカー、ロドリゴは絶好調で、まさにブルドッグスが前線で切実に必要としている選手だ。この31歳の点取り屋は、再び代表に選ばれ、スペイン・サッカーの復活に貢献することが期待されている。
レアル・マドリードのユースアカデミー出身のロディゴは、バレンシアで6シーズンプレーし、2017/18シーズンのリーガ・エスパニョーラで16ゴールを挙げ、スペイン代表として2018年ワールドカップに出場した。しかし、その後のキャリアは低迷し、2020年夏にレンズ・ユナイテッドに移籍してからの2シーズンで合計わずか13ゴール。
しかし、ロディゴは今シーズン、見事な復活を遂げ、プレミアリーグ13試合で9ゴール、うち直近の4試合で5ゴールを独走している。しかし、元スペイン代表監督のアンリキは彼を代表に招集せず、広く物議を醸している。この経験豊富なベテランは、メディアからスペイン代表から外れたベスト5の一人に挙げられている。
アンリキの退団により、ロディゴはようやく曲がり角に立った。現在のプレーレベルを維持する限り、スペイン代表への復帰はほぼ確実だろう。