リーグ最終戦、両者はついに握手を交わし、2-2で引き分けた。この試合では、チーム得点王のカミングスが、先制点は無効となったものの、バーブでゴールを決める活躍を見せた。加えて22歳の若手、シルも好プレーを見せ、ホームゲームに戻ったセントラルコースト・マリナーズの士気は当然高い。メンバー的にも、これまで出場停止だったセンターバックのホールが復帰し、日本代表ユースのクールとトリアンティスも復帰しており、この試合のメンバーも非常に充実している。

運が悪かったと考えることもできるかもしれないが、戦力不足が原因でもある。プレビューでも触れたように、パースはホームグラウンドが改修工事中のため、シーズン序盤はアウェイゲームが多く組まれている。この試合では、デイヴィッド・ウィリアムズが負傷者リストに加わり、ウィンガーのサディネロも古傷である。

パースのザドコビッチ監督は監督としての経験が浅く、チーム力も平均的で、今季はアウェーでの連戦となるため、高を括る理由はあまりない。

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