キリアン・ムバッペとパリ・サンジェルマンとの契約満了が間近に迫り、彼の今後の移籍先が巷で話題になっている。フランスの神童を引き留めるため、パリ・サンジェルマンは高額な契約延長を用意しているだけでなく、キャプテンの腕章を譲ることにさえ興味を示していると噂されており、この一連の誠意ある動きがムバッペにチーム残留を印象づけることを期待している。
スペイン紙『ラ・ガゼッタ』によると、パリ・サンジェルマンはエムバビとの契約更新交渉を諦めておらず、チームの上層部はエムバビにブラジル代表DFマルキーニョスのキャプテンを引き継ぐことを提案し、この提案がエムバビを引き留める最後の一撃になることを期待しているという。彼らは、エムバビがパリの地元スターとしてチームメイトと協力し、主要な試合では常に貢献していると信じている。
ムバッペは今シーズン、パリ・サンジェルマンでヒーロー的な活躍を続け、全コンペティションで38試合に出場し、28ゴール、20アシストを記録した。シーズン終了後には、リーガ・エスパニョーラの強豪レアル・マドリードに移籍するのではないかという憶測もあった。しかし、先日のリーグ・アンのロリアン戦で、ムバッペは家族と熟考した上で決断すると公言した。両チームのファンは、この決断を辛抱強く待たなければならないようだ。