後半54分、アトレティコはすぐさま反撃に転じ、ロディが巧みなクロスをペナルティエリア内に入れると、コレアが素早く介入し、無人のゴールに正確にボールを送り込み、このゴールでアトレティコは2-0とさらに優位に立った。
注目すべきは、コレアにとってこれが今シーズン2度目のハットトリックであり、ここ33試合で3度2得点を決めていることだ。それ以前は、アトレティコでの全キャリアの最初の272試合で2得点したことはなかった。
結局、アトレティコは試合終了まで2-0のスコアラインを保ち、予想外の勝ち点ロストを避け、リーガでの4連敗をストップさせた。
この勝利はアトレティコにとって3つの大記録を打ち立てた。1つ目は、シメオネがチームを率いてから9年連続でラージョ・バジェカーノに負けていないこと、2つ目は、アトレティコはリーガ・エスパニョーラの大晦日の開幕戦で過去13戦無敗、9勝4分け(最後の敗戦は2009年)、3つ目は、アトレティコは今世紀に入ってからラージョ・バジェカーノとのホーム戦で負けたことがなく、最後の敗戦は1999年に起こった。