日本時間12月13日22時、2021-2022年UEFAチャンピオンズリーグ1/8ファイナルの組み合わせ抽選会が行われ、セリエAの強豪ユベントスがリーガ・エスパニョーラのライバル、ビジャレアルを迎えることになった。
出会いの歴史
両チームが歴史的に対戦していないにもかかわらず、ユベントスはスペインのチームとの歴史的対決で優位に立っている。そのうち、バレンシアとの対戦は2回で勝率100%、アトレティコ・マドリードとの対戦は11回で6勝2分け3敗、バルセロナとの対戦は15回で6勝4分け5敗とやや優勢だが、レアル・マドリードとの対戦は21回で8勝2分け11敗と勝率は38.1%にとどまる。ビジャレアルとセリエAチームの対戦成績は9勝6分け7敗だが、チャンピオンズリーグ・ノックアウトラウンドでは、インテルとしか対戦しておらず、アウェーでは1-2で敗れ、ホームでは1-0で勝利し、最終的にアウェーゴールのアドバンテージで勝ち進んでいる。
試合観戦:
Watch 1:低迷するユーベに良いサイン
この夏、ユベントスは大きな変化を遂げた。クロウの退団はチームの攻撃力低下につながり、守備面にも明らかな問題がある。今シーズンのセリエA第17節で、ユーベは勝ち点28しか積み上げられず、順位は6位と、1998-99シーズン以来の同時期の最低勝ち点を叩き出した。UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージでは、ユーベは5勝1敗で首位に立ち、最終戦でチェルシーが引き分けた幸運に恵まれただけだった。ビジャレアル戦の引き分けは、低迷するユーベにとって間違いなく好材料である。
ポイント2:ユーベの弱いストライカーと鉄壁のディフェンス
ビジャレアルはリーガ・エスパニョーラでは調子が良くないが、守備の方は好調で、17戦で17失点しか喫しておらず、リーガで5番目に失点が少ない。今季のユベントスはストライカーの弱さが際立っており、モラタの調子が低迷、キエーザの攻撃も不安定で、ディバラは安定した得点源ではあるものの、怪我や病気に悩まされている。ビジャレアルの血気盛んな守備陣を前に、ユーベがどのように敵を崩すのかが注目される。
注目3:エメリとアッレグリの再戦
ビジャレアルのボス、エメリは2015-2016シーズンのチャンピオンズリーグ・グループステージで、ユーベ相手に2度セビージャを率いており、ホームでは1-0の勝利、アウェイでは0-2の敗戦を喫している。この2人の指揮官は今回も対戦する見込みだ。