セリエAでは、カリアリとトリノが熾烈な戦いを繰り広げようとしている。カリアリは現在、リーグ戦15節を終えて勝ち点9にとどまり19位と低迷しているが、直近の3試合では対戦相手と引き分け、状況は好転している。ストライカーのジョアン・ペドロは今シーズンのセリエAでホームで6ゴールを決めており、この試合では彼のパフォーマンスが重要になるだろう。
トリノは現在リーグ戦15戦で勝ち点18の13位だが、直近のリーグ戦4試合で1勝1分け2敗しかしておらず、守備が不安定。アウェーのトリノはリーグ戦ここ4戦で敗れ、いずれも1-0で敗れているため、攻撃陣が弱い。特筆すべきは、トリノの主力ストライカー、ベロッティが負傷で戦列を離れていることだ。
両チームは過去に6度対戦しており、カリアリが2勝3分け1敗。今季のカリアリは全体的に成績が振るわないものの、最近は勝ち点を拾う力が向上している。トリノはアウェイの調子が悪いので、カリアリはホームで勝ち点を取ることが期待される。
リーガ・エスパニョーラでは、サンパウロとフベントゥも熾烈な戦いを繰り広げる。サンパウロは現在、リーグ戦36試合を終えて勝ち点45の14位だが、降格争いはまだ続いている。リーグ最終節ではアウェイでグレミオに0-3で敗れ、それまでの2勝1分けの好調は終わりを告げた。
サンパウロは今季13試合で先制点を許したが、4分け9敗にとどまっており、逆転の可能性は低い。ユベントゥのアウェーでの攻撃状況は悪く、ここ3戦のアウェー戦での得点はわずか1点。
両チームの対戦は過去6回あり、サンパウロはホーム3勝を含む3勝2分け1敗。サンパウロの直近5戦のホーム成績は3勝1分け1敗、対するフベントゥの直近3戦のアウェイ成績は1分け2敗と、アウェイでの成績は芳しくない。サンパウロはホームで勝ち点3を獲得する見込みだ。