11月11日、『ムンド・デポルティーボ』紙のニュースがサッカー界を揺るがした。FCバルセロナは財政的な圧力により、冬の移籍市場で大幅なチーム変更を余儀なくされた。
報道によると、リーガ・エスパニョーラの関係者がバルセロナの今シーズンの給与上限は9794万2000ユーロに過ぎないと発表したものの、昨年の3億8200万ユーロには遠く及ばず、2019-20シーズンの6億7100万ユーロ、2018-19シーズンの6億3300万ユーロにはさらに及ばないことが明らかになった。昨年の理事会の予想損失額が最大4億8100万ユーロであったことを考えると、バルセロナの経営陣は給与削減を続けることが優先事項であり、そのためには選手を売却するしかないと考えている。
ルーク・デ・ヨング、ネト、ウムティティなど、出場機会の少ない選手たちを市場に出すことを、チャビと新スポーツ・マネジメントは熟慮の末に決断した。ルーク・デ・ヨングは、前回の移籍市場でクーマン監督の土壇場のターゲットだったが、シャビが指揮を執るようになり、彼の将来はカンプ・ノウから遠ざかってしまったようだ。ウンティティは、バルセロナの新監督を心待ちにしているようだ。
ルーク・デ・ヨング、ネト、ウンティティに加え、若手のコラードもチームを去ることが確定している。ネトは昨シーズン、すでに退団を表明していたが、バルセロナは残留を選んだ。
