アトレティコが1-0とリードを奪い、勝負を決めるゴールを決めた。
このゴールで、スアレスは今シーズンのリーガ・エスパニョーラでの得点数を7に伸ばし、デ・トマス、ヴィニシウスと並んで得点ランキング2位となった。特筆すべきは、バレンシアがスアレスのキャリアの中で最もゴールを挙げたチームとなったことだ。
後半50分、バレンシアはグエデスがボックス内から巧みなシュートを放つが、これはオブラクに触られ、うっかりサビッチに当たってアトレティコのオウンゴールとなり、1-1の同点に追いついた。
58分、グリーズマンがボックス手前まで長い距離を駆け上がり、ワールドクラスの長距離シュートを放ち、アトレティコが2-1と再びリードを奪う。直後の60分、グリーズマンがペナルティーエリア内で正確なパスを出し、スアレスがアシスト、ヴルサリコがボールをゴールに押し込み、VARはゴールが成立した後にエラーはないと確認、アトレティコ・マドリードが3-1でさらにリードを広げた。
バレンシアは91分に1点を返して2-3とし、アトレティコは終盤に追い上げられたものの、96分にウーゴ・デュロのヘディングシュートで3-3の同点に追いつき、観客は歓喜に沸いた。
この引き分けにより、アトレティコはバレンシアとの14試合で8勝6分けと無敗をキープしている。リーグ戦で最後にバレンシアに敗れたのは2014年10月で、アウェーで1-3と敗れた。
アトレティコは無敗を続けていたにもかかわらず、この引き分けには満足していない。何しろ、土壇場の失点で勝ち点3が1になってしまったのだから。現在、アトレティコは勝ち点23で4位につけており、2位に浮上する可能性はなく、首位レアル・マドリーとの勝ち点差は4に広がっている。