月17日午前2時、スペイン・プリメイラ・ディビシオンの第1ラウンドは、夜が更けるにつれて激しさを増していった。注目の一戦では、"イエロー・サブマリン "ビジャレアルが本拠地でグラナダの挑戦を受けた。ビジャレアルはUEFAスーパーカップでプレミアリーグの巨人チェルシーと120分の激闘を繰り広げ、PK戦の末に敗れたものの、このチームのパフォーマンスは侮れないことを証明している。果たしてビジャレアルは初戦で好スタートを切ることができるのか?楽しみに待とう。
両者の過去の対戦を振り返ると、12回の対戦で7勝4分け1敗とビジャレアルがやや優勢。昨シーズンの2度の対戦では、ビジャレアルはホームで引き分け、アウェーで3-0の勝利を収めている。一方、グラナダは2014年のリーガ・エスパニョーラ第27節以来、7年間勝利がない。その勝利はフラン・リコとアルビのゴールによるもので、ホームでビジャレアルを2-0で下している。
チームの調子を見ると、ビジャレアルは昨シーズン、リーグ戦では7位に終わったものの、UEFAカップでは決勝でマンチェスター・ユナイテッドをPK戦の末に下してタイトルを獲得するという大活躍で、チャンピオンズリーグに復帰することができた。新シーズン、チームは主にバックフィールドを中心に4人の選手を獲得し、トッテナム・ホットスパーから1500万ユーロで獲得したDFフォイスがオフシーズンの大きな補強となった。一方、トッテナムとの移籍が噂されていたパウ・トーレスは、移籍を断固拒否し、新シーズンもチームでプレーする。欧州スーパーカップでは敗れたものの、チームはまだボンディングの段階であり、技術的、戦術的なプレースタイルを完成させるにはまだ時間が必要である。
グラナダにとっては、以前降格を経験したにもかかわらず、トップリーグに復帰してからは勝機を見出したようで、ここ数シーズンはリーグ中位をうろうろするなど、かなり安定した成績を残している。オフシーズンは親善試合を6試合行い、4勝1分け1敗という成績で、特に直近の3試合は3連勝を飾っている。オフシーズン中、チームは大規模な移籍オペレーションを行わず、ビジャレアルから免除されたストライカーのバカやバルセロナから免除された若手のモンチュなど、主に契約免除に頼って選手を獲得した。新シーズンの目標はUEFAカップ出場だ。
メンバー予想では、ビジャレアルの先発はGKアセンホ、DFペドラサ、パウ・トーレス、アルビオル、フォイト、MFモレノ、カプエ、トリゲロス、ジェレミー・ピノ、ストライカーのディア、ジェラール・モレノ。一方、グラナダの先発メンバーは、GKエスカンデル、DFフルキエル、エブラヒム、ドゥアルテ、ネイバ、MFプエルタス、モンチュ、ゴナロン、ミリア、ルイス・スアレス、ストライカーのバッカ。
個人的見解:ビジャレアルは欧州スーパーカップ出場を逃したが、選手たちの士気は高まっただろう。総合力ではビジャレアルがやや上なので、この試合はホームでの勝利が有利。