最終戦で敗れ、勝ち点8差となった今季のリーグ王者に奇跡が起こることはあり得ない。それゆえ、最終戦の後、ペク・スンホのような選手たちは悲しみの涙を流した。

敗戦という結果もさることながら、この試合でのレフェリーの判定も全北を不愉快にさせた。バックのマン・ソンウンとキム・ヨングォンが衝突し、頬骨を骨折しただけでなく脳震盪の症状も出ている。加えて、チームのセントラル・ディフェンダーであるパク・ジンソプは前節、鼻骨骨折の怪我を負っている。また、スキッパーのキム・サンシクとセンターバックのホン・ジョンシクも、前回の試合でレフェリーから退場処分を受けたため、この試合を欠場する。

現在、勝ち点49で5位に甘んじているが、全北現代がタイトルを獲得すれば、リーグ戦の出場枠を1つ増やすことができることを考えれば、江原には勝利への意志がある。また、崔龍洙(チェ・ヨンス)監督が就任1年目の今シーズンも、チームがAFCチャンピオンズリーグに出場できるか否かの根本的な違いはある。つまり、人事状況であれ、プレーへのモチベーションであれ、江原が全北より上であることは間違いない。全北現代はFAカップ決勝に集中し、この試合の士気を再び高めることは難しいが、江原はビジターとして多くの希望をつかむことができる。

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