注目プレミアリーグのチェルシーが移籍市場で波乱を起こそうとしている。イタリアのジャーナリスト、ロマーノによると、チェルシーはセビージャのDFコンデを「ズーマ+現金」の移籍金で獲得するつもりだという。22歳のフランス代表DFはブルーズと個人合意に達しており、契約は数日中にまとまる見込みだという。
コンデは身長178cmの現役フランス代表サッカー選手である。昨シーズンはセビージャで48試合に出場し、4ゴール1アシストを記録した。ドイツの移籍市場を見ると、コンデの市場価値はすでに6000万ユーロと高く、2024年夏に契約が切れるが、その契約には8000万ユーロの放出条項が含まれている。チェルシーは以前からコンデに興味を持っており、バックラインを強化する理想的な候補と見ている。
ロマノはさらに、コンデ自身はチェルシーへの加入に前向きであり、契約の成否はブルーズとセビージャの交渉にかかっていると明かした。両者は個人契約について合意しており、チェルシーはコンデに5年契約を提示する。移籍交渉のカギを握るのは、移籍金と支払い方法だろう。イタリアメディア『スポルティタリア』は、セビージャが5000万ユーロ+選手のオファーを受け入れる可能性があると報じた。チェルシーとセビージャは2週間近く交渉を続けており、ブルーズの最初のオファーは現金+エメルソンだったが、セビージャはエメルソンが条件を満たしていないと考えており、チェルシーが欲しい選手をオファーすることを望んでいると報じている。
このような状況の中、チェルシーはズーマを加えて、「ズーマ+現金」の取引でコンデを獲得しようとする可能性がある。移籍は数時間から数日で完了する可能性がある。ドイツメディア『SPORT1』も、コンデがチェルシーに加入しようとしていると報じており、そのためセビージャは元バイエルンのセンターバック、ボアテングに接触したが、ボアテングは休養中だという。特筆すべきは、ズーマがチェルシーの主力センターバックであり、ここ2シーズンで先発73試合を含む80試合に出場、6ゴール1アシストを記録し、昨シーズンのチャンピオンズリーグ制覇に貢献したことだ。