トルペド・モスクワは前節、厳しいアウェーマッチを引き分け、過去10戦でわずか2勝1分け7敗と、最近の調子はいまだ調整できていない。現在リーグ最下位と降格のプレッシャーは大きいが、トルペド・モスクワの総合力は他チームに比べて格段に弱い。今節のホーム&アウェー戦も攻守のバランスが悪く、現在4失点しかしていないのに対し、失点は11と多く、あまり期待できない。
一方、ノヴゴロドは前節スパルタ・モスクワに敗れて3連敗となり、リーグ戦の順位も降格プレーオフ圏近くまで落ち込んだことで、チームへのプレッシャーが増し、士気も高まっている。最近は調子を落としているとはいえ、ノヴゴロドの総合的な戦力は格段に上がっており、過去3戦のアウェイ戦は2勝1敗、トーピード・モスクワには全勝した経緯があるだけに、チームのプレーを侮ることはできない。