衝撃の事実月15日付の『デイリースポーツ』紙は、グリーズマンとサウールの移籍劇が実現しようとしていることを明らかにした。両クラブは選手交換で暗黙の合意に達し、現在は契約の詳細を話し合っている。この取引は費用対効果が高そうだが、実際、バルセロナは最大6500万ユーロの純損失に直面する。サウールの市場評価額は4000万ユーロ、グリーズマンの値札は6000万ユーロで、グリーズマンがバルセロナの全盛期に1億2000万ユーロで加入したことを思い起こさせる。
グリーズマンは2019年、アトレティコ・マドリーから1億2000万ユーロでバルセロナに移籍したが、約束通りのハイライトを見せることはできなかった。今、バルサは資金を節約するために彼を売却しようと必死であり、グリーズマンはアトレティコへの復帰を心に決めている。
サウールの去就は加速し、トレーニング終了後のサイン会でも、ファンの留意を前にユーモアを交えて "メディアは僕がいなくなったと言っている "と答えた。
噂によれば、アトレティコはサウールに加え、1500万ユーロでグリーズマンをトレードバックすることに興味を示しているという。そして現在、バルセロナとアトレティコがグリーズマンとサウールの交換で合意に達し、双方が選手との契約交渉に入っていることを『デイリースポルト』が伝えている。
移籍市場において、サウールの評価額はわずか4000万ユーロ、1500万ユーロを足しても、その年のグリーズマンの1億2000万ユーロと比べれば、その差は歴然だ。バルセロナはこの作戦で、6500万ユーロの純損失を出した。近年のバルセロナの移籍市場での損失はそれ以上であり、コウチーニョ、デンベレなどの移籍はクラブに大金を失わせたことは特筆に値する。
バルサは昨年、ルイス・スアレスをアトレティコ・マドリーに送り込み、旧知の仲であるメッシのアシストがアトレティコ・マドリーのリーガ優勝に直結した事実も警戒する必要がある。今、グリーズマンがアトレティコに戻り、第二の人生を歩むとすれば、バルセロナにとって不吉な兆候であることは間違いない。
グリーズマンはバルセロナで期待されたパフォーマンスを発揮できていないにもかかわらず、チームのナンバー2の得点源である。その結果、バルセロナはアグエロやデパイといった、チームにすぐに溶け込める新戦力を切実に必要としている。今夏、バルセロナはデパイ、アグエロ、エリック・ガルシア、エメルソンを獲得しており、サウールは5人目の選手となる。