北京時間7月15日、サッカー界に衝撃的なニュースが飛び込んできた。メッシとの契約更新が一段落し、バルセロナはようやく他の選手の移籍劇に備えることができる。現在、バルセロナで最も復帰が期待されている選手はグリーズマンに他ならない。ワールドカップのトロフィーを獲得したグリーズマンは来シーズン、故郷のアトレティコ・マドリードに戻る見込みだが、アトレティコ・マドリードは中盤の核であるサウールを1500万ユーロの追加移籍金で送り出す意向だ。
しかし、この移籍話は順風満帆というわけではない。複数のスペインメディアの報道によると、グリーズマンとサウールの交換契約はまとまりかけているが、バルセロナはもう一人選手を獲得したい意向で、アトレティコ・マドリードは断固反対しているという。それでも、移籍の進展に影響はなく、両者は合意に近づいている。グリーズマンは、アトレティコ時代の姿を取り戻したいと熱望している。
2019年夏、グリーズマンは1億2000万ユーロという破格の値段でバルセロナに加入した。しかし、加入後は金額に見合ったパフォーマンスを見せることはなかった。2シーズンで計97試合に出場し、34ゴール16アシストと、アトレティコ・マドリー時代と比べると大きく成績を落としている。
グリーズマンの年俸が高いことも、バルセロナが売却を決めた大きな理由だ。現在、バルセロナの経済状況は依然として悲惨で、チームはリーガ・エスパニョーラのサラリーキャップ規定を遵守するために年俸を大幅に削減しなければならない。加えて、グリーズマンとデンベレは以前、アジア人のビデオ出しを差別していたとされ、スポンサーのロッテがバルセロナを非常に嫌っていた。併せて、バルセロナはグリーズマンを売却することを決めた。
これまでグリーズマンの年俸は2600万ユーロ、サウールの年俸は600万ユーロだった。この契約が成立すれば、バルセロナは2000万ユーロのサラリースペースを節約できることになる。サウールはスペイン代表MFとして、バルセロナが興味を示す前から活躍していた。サウールの加入が実現すれば、バルセロナの中盤の戦力はさらに強化されるだろう。