テニス・シーンでは、ハーレー・レースとクイーンズ・カップが盛り上がりを見せ、マヨルカ大会に新たに加わった大会は来週クライマックスを迎える。

内部情報によると、今大会は国際ランキング5位以内のメドベージェフとティームがワイルドカードで登場するなど、スター選手が目白押し。地元選手のバスタ、芝生で有名なフェイ・ロペス、ノルウェーの赤土の名手ルードも助っ人に参加し、ちょうど全仏オープンの王者ジョコビッチも、来たるウィンブルドンのウォームアップのため、ダブルス競技に参加する。

20年ぶりにツアーがマヨルカに戻ってくるが、かつてイベリア半島で人気を博した赤土の大会とは対照的に、スペインでは初めてローンテニスの大会が開催される。豪華なラインナップが待ち望まれる。

全仏オープンでは1回戦で4連敗を喫したメドベージェフだが、今年の全仏オープンではベスト8に進出し、ローラン・ギャロスの記録を塗り替えただけでなく、世界ランク2位の座も固めた。赤土での優位はもはや揺るがないが、メドベージェフは芝のオールラウンダーになれるだろうか?マヨルカでウォーミングアップをしたメドベージェフは、ウィンブルドンで大番狂わせを起こすことができるのだろうか?

同じく注目されているティームは、今年の全仏オープンでメドベージェフと同じ芝での平凡な成績にもかかわらず1回戦で敗退し、心配な立場に立たされている。彼は、ウィンブルドンに備えて、レベルの低いマヨルカで傷を癒すことを選んだようだ。オールイングランド・クラブでの1回戦進出には事欠かないが、今年は全仏オープンの影を振り払うことが期待される。

ジョコビッチがウィンブルドンでナンバーワン・コンテンダーになることは間違いない。ピン・フェネルでの20タイトル、年間グランドスラム、ウィンブルドン3冠という栄誉が、彼の前進へのモチベーションになっていることは間違いない。大会ディレクターの招きで、彼は全仏オープン後の疲労を和らげるため、また芝のトレーニング不足で泥沼化するのを避けるため、ダブルスでの出場を選んだ。スーパースターの見事な戦略だ。もちろん、ロメとルードの強さも侮れないし、注目だ。

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