先日終了したリーガ・エスパニョーラ・バスケットボールリーグで、バルセロナはレアル・マドリードを92-73のスコアで破り、通算2勝0敗という歴史的な勝利で7年間続いたタイトルの干ばつに終止符を打ち、再びリーガ・エスパニョーラACBのトロフィーを手にした。この勝利により、バルセロナのタイトル獲得数は19となった。
盛大な表彰式では、バルセロナのキャプテン、ピエール・オリオラが娘を抱いたガソルを特別に呼び寄せ、2人で手をつないでトロフィーを高々と掲げた。これが、ガソルのキャリアにおける最後のリーグトロフィーになるかもしれない。ガソルは今年7月16日に41歳の誕生日を迎える。
決勝の2試合でガソルは、それぞれ8得点8リバウンド、11得点6リバウンドという素晴らしいパフォーマンスを見せた。バックコートから素早くカットし、チームメイトからパスを受けて大技のダンクを決める姿は、今でも観客の目に焼き付いている。
リーガ・エスパニョーラでのシーズンを通して、1試合あたり10.3得点、4.9リバウンド、1.2アシストに貢献したガソルは、ユーロバスケットでますます輝きを増し、チームメイトたちから賞賛の言葉を浴びた。MVPに輝いたミロティッチは、「彼は単なるチームメイトではない。みんなそれを理解している。彼は僕の兄弟なんだ。彼のプレーぶりやゲームを楽しむ姿を見ると、信じられないよ。コートの中でのプレーも、コートの外での助け合いも、僕らにとって最高のタイミングだった」。
したがって、ガソルがプレーを続けたいと思うのは難しいことではなく、すべては彼の個人的な選択にかかっている。
しかし、バルセロナに戻る前、ガソルはオリンピックに出場したら引退するという明確な目標を掲げていた。また、バルセロナに戻ったのは、オリンピック代表入りのチャンスを得るために、コンペティティブなコンディションを維持したかったからである。ACBリーグとチャンピオンズ・リーグでの活躍で、ガソルのオリンピックの夢は実現しそうだ。
