ACミランを代表するGKドンナルンマが契約更新を拒否し、今夏のフリー移籍での退団を画策している。ライバルに対抗するため、ミランファンは冗談半分に、同じく契約満了を迎える若きベテラン、ブッフォンとの契約を提案している。この提案は、からかい半分ではあるが、元イタリア代表GKの実力がまだまだ侮れないことを証明している。
ユベントスに復帰して以来、ジャンルイジ・ブッフォンは毎シーズン10試合以上に出場している。43歳という年齢にもかかわらず、この伝説的なイタリア人GKはいまだにベンチに座ることを恐れない。今夏の移籍市場では、彼の新たな一歩が見られるに違いない。
最新の報道によれば、ポルトガル・プレミアリーグの巨人ベンフィカが、伝説的なイタリア人GKを獲得しようとしており、彼の条件をすべて満たそうとしているという。
現在、ベンフィカの先発GKのポジションは27歳のギリシャ代表GKヴラチョディモスと30歳のブラジル代表GKヘルトンライトが分け合っており、両者とも今シーズンの全コンペティションで26試合に出場している。ブッフォンが加入すれば、先発GKの座は彼のものとなる。
昨年、元レアル・マドリードのレジェンドGKカシージャス(引退)を送り出したばかりのポルトガル・プレミアリーグにとって、今年ジャンルイジ・ブッフォンを迎えることは、間違いなく再び世界の注目を集めることになるだろう。
現在ユベントスに所属するブッフォンの年俸は150万ユーロ(約2億円)で、ベンフィカにとっては大きな負担ではない。さらに、ギリシャのオリンピアコスとリーガ・エスパニョーラのセビージャも彼に興味を示している。