プレミアリーグ第38節が終了し、マンチェスター・ユナイテッドに残された決戦は水曜日のリーガ・エスパニョーラのライバル、ビジャレアルとのUEFAカップ決勝のみとなった。サン』紙によると、選手たちのモチベーションを高めるため、ユナイテッド・クラブは最大400万ポンド(約5億円)のボーナスを提示したという。チームがタイトルを獲得した場合、ボーナスは選手たちに均等に分配されるという。
ビジャレアルに勝てば、ソルスキアにとってユナイテッドでの初タイトルとなる。この栄誉は、おそらく賞金よりも価値のあるもので、各選手には1週間分の給料に相当する約7万5000ポンドが分配される。ポグバのようなスター選手なら、10万ポンド近い高額ボーナスを手にするかもしれない。
また、今シーズンのチャンピオンズリーグとUEFAカップにおけるユナイテッドの総収入は9000万ポンドに達したという。プレミアリーグでは、ユナイテッドの収入はなんと1億5300万ポンドで、タイトルを獲得したマンチェスター・シティの1億5400万ポンドに次ぐ2位だった。
さらに『デイリー・メール』紙は、プレミアリーグは今シーズン25億ポンドをクラブに分配するが、チャンピオンズリーグが新たに発生した結果、リーグはスカイスポーツUKなどの放送局に2億2300万ポンドを返還する必要があることを明らかにした。その結果、クラブの収入はそれに応じて減少することになる。
プレミアリーグのボーナスは3つに分けられ、50パーセントが均等に分配され、残りの50パーセントは最終順位に応じた「パフォーマンスボーナス」と、生中継試合数に応じた「設備維持費」の2種類の収入に分かれる。主に還元されるのは、前シーズンの成績に連動する「設備維持費」だ。
例えば、マンチェスター・シティは1億6,170万ポンドを受け取るはずだったが、780万ポンドを返金しなければならなかったため、収入は約1億5,400万ポンドに減少。マンチェスター・ユナイテッドは1億6,090万ポンドを受け取り、740万ポンドを返金しなければならなかったため、収入は1億5,300万ポンドとなった。マンチェスター・ユナイテッドは1億6,090万ポンドを受け取り、740万ポンドを返金しなければならないので、収入は1億5,300万ポンドとなった。
デイリー・メール』紙は、今シーズンのユナイテッドの収入が約2億5000万ポンドであることから、グレイザー一族が投資を惜しまないのであれば、今夏も十分な移籍予算を用意できると見ている。