今夏に契約満了を迎えるバルセロナのリーダー、リオネル・メッシの契約更新はまだ決まっていない。一方、チームの3人のキャプテン、ブスケッツ、ピケ、ロベルト、そしてグリーズマンは、最後通告を受けている。ラポルタは彼らに、減俸するか、チームに戻るか、難しい選択をするよう求めている。
今シーズン、ピケとブスケッツは先発メンバーに定着し、グリーズマンはほとんどの時間帯で先発、ロベルトは度重なる怪我に悩まされている。スポルト・インテルナシオナウによると、ラポルタはあらゆる要素を天秤にかけた結果、チームに戻るか減俸するかの選択肢を提示したという。
この4人の中で、高値で売れる可能性があるのはグリーズマンだけだ。この30歳は、大きなスペースを使ったカウンター攻撃システムでそれなりのパフォーマンスを見せてはいるが、リオネル・メッシとポジションが重なっていることもあり、バルセロナで目立った活躍はしていない。ピケとブスケッツはまずまずの働きを見せているが、年齢的に厳しい。ロベルトの契約は来夏までで、29歳である。
もし全員が減俸を拒否すれば、バルサはこの夏、4人のキャプテン全員を失うという最悪のシナリオに直面する可能性がある。もし、メッシが契約延長を拒否し、パリかマンチェスター・シティへの移籍を選択し、ピケ、ブスケツ、ロベルトが残留を選択した場合、ラポルタは新しい若いチームを作るという重い仕事に直面することになる・・・・・。