今朝のリーガ・エスパニョーラ第37節では、注目の激闘が繰り広げられた。ビジャレアルはセビージャを4-0で下し、ミランのベテラン、アレクサンドル・バッカがハットトリックを達成した。潜水艦のエメリ監督は、かつてのホストであるセビージャに4点差の屈辱を与えた。
34分のCKからパレホが右サイドから巧みにボールを運び、バッカがエリア内からのヘディングシュートで1-0とした。
試合が進むにつれ、ビジャレアルは後半わずか2分、モレノがダイレクトでミドルシュートを放ち、バッカが簡単にゴールを決めて2-0とリードを広げた。
しかし、点差が広がっていた矢先の53分、セビージャのセンターバック、ディエゴ・カルロスが、アンチオフサイドのピノを背後から引き倒したとして、2枚のイエローがレッドカードとなった。
66分には、セビージャのセンターフォワード、ラキティッチが軽くパスを返すミスを犯し、そのボールをモレノがつかみ、左から低いシュートを放ち、ゴールネットのファーに突き刺した。これでモレノはリーグ戦23ゴール目となり、得点ランキング2位のリオネル・メッシを追いかけることになった。
バッカは79分にハットトリックを達成した。セビージャのGKボノがボールをクリアするミスを犯し、バッカがそのチャンスをつかみ、無人のネットに遠目からシュートを突き刺した。
第37節を終えて、レアル・ソシエダ、ビジャレアル、ベティスはそれぞれ勝ち点59、58、58で5位、6位、7位につけている。この3チームのうち2チームがUEFAカップへの切符を手にする。貴重なUEFAカップの座を争うため、エメリはチームを率いて全力を尽くすだろう。