リーガ・エスパニョーラ第37節、レアル・ソシエダはホームでバジャドリードと激闘を繰り広げた。結局、4-1のスコアでレアル・ソシエダが快勝した。35歳のシルバは、パスやシュートだけでなく、1対4の超小角度シュートも披露するなど、果敢なプレーを見せた。
試合開始わずか6分、シルバがチームの成功を築いた。ピッチ中央からダイレクトでシュートを放つと、ボックス左でスマートにターンしたアイザックが右足で正確なシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
そのわずか10分後、イサックが追加点を挙げた。オヤルザバルがダイレクトの中央から、イサックのボックス右側のボールを、誰もいないゴールに向かい、彼は冷静に低いシュートをファーコーナーに決めた。イブの負傷によるヨーロッパカップへの別れで、イサクがスウェーデン代表の前線の中核になることが期待されていることは注目に値する。
28分にはシルバが追加点を挙げる。ヤヌザイの逆三角形のパスでボックス左を突破したシルバは、最後は4人のDFに囲まれながらも超小角度の左足シュートを選択し、ボールはクロスバーをかすめてネットに飛び込んだ。
35分にはオラーザがイサクをボックス内で押し込み、ヤヌザイがペナルティエリアからゴールを決めてスコアを4-0に広げた。
バジャドリードが辛うじて1点を返したのは82分だった。ボックス内のヘベスからの縦クロスをマルコス・アンドレスがヘディングでゴールに押し込んだ。
4-1で勝利したレアル・ソシエダは、勝ち点59でリーガ・エスパニョーラ5位をキープしている。ビジャレアルとベティスは勝ち点58でレアル・ソシエダと並んでおり、3チームのうち2チームがUEFAカップ出場権を獲得している。勝ち点31のバジャドリードは2位以下で、最終節でアトレティコ・マドリードと対戦するため、降格状況は楽観できない。特筆すべきは、バジャドリーの会長がクリスティアーノ・ロナウドであることで、サッカー界のレジェンドが率いるチームは2部降格の危機に直面することになる。