シーズンの変わり目には、フランス・プロサッカー選手連盟(FFP)がシーズン最優秀外国人選手の栄冠を発表するのが恒例となっている。先日、ローリー、カンテ、ベンゼマ、メンディ、デンベレという今シーズンのトップ5候補が発表された。そして今、その栄冠に輝いたのはベンゼマだった。
今シーズンのベンゼマは素晴らしい。現時点で、彼はレアル・マドリードで45試合に出場し、29ゴールを挙げている。この数字は、レアル・マドリードの歴代得点ランキングのトップに立つのに十分な数字だ。11/12シーズンを振り返ると、ベンゼマは32ゴールでキャリアハイを記録し、18/19シーズンも30ゴールをマークしている。
来週の月曜日、日本時間の0:00から、ベンゼマは今シーズンのフィナーレを迎える。リーガ・エスパニョーラ最終節、レアル・マドリードはホームでビジャレアルと対戦する。レアル・マドリードにとって、リーグ制覇の望みをつなぐ唯一の方法は、勝利しかない。チームの最前線センターとして、ベンゼマはタイトル獲得のためにベストを尽くす必要がある。
もしレアル・マドリードが最終的にタイトル争いに敗れれば、ベンゼマの今シーズンのチーム成績は無に帰してしまう。チャンピオンズリーグでは準決勝止まり、国王杯は1回戦で3位チームに敗退、スペインスーパーカップ準決勝ではバルセロナに1-2で敗れた。今シーズンのレアル・マドリードにとって、リーガ・エスパニョーラのタイトルは唯一の希望である。