北京時間4月28日午前3時、雨の中行われたチャンピオンズリーグ準決勝1stレグで、レアル・マドリードはチェルシーと1-1で引き分けた。チェルシーが第2戦で再び引き分ければ、レアル・マドリードは敗退の危機に直面し、優勝への道はますます険しくなることは間違いない。今季のレアル・マドリードが4度の大失敗に終われば、解任の可能性がグンと高まる！
ジネディーヌ・ジダンの退任の噂は、就任当初から絶えなかった。カルロ・アンチェロッティのアシスタントコーチだった彼は、アンの退任によりレアル・マドリードの監督に就任した。しかし、レアル・マドリードのフロレンティーノ会長は常にジダンを疑っており、おそらくフロレンティーノ会長は心の底ではジダンを本物の監督とは見ていないのだろう。しかし、ジダンはレアル・マドリードを何度も優勝に導いており、フロレンティーノは苦境に立たされている。もしジダンが簡単に解雇されれば、チームの結束に影響が出るかもしれない。ジダンがレアル・マドリードを優勝に導けない限り、フロレンティーノはジダンに監督を続けさせるしかない。
レアル・マドリードは今シーズン、大きな困難に直面している。バルセロナはグラナダ戦に勝てば、勝ち点3差でレアル・マドリードを追い抜くことができる。バルセロナは今シーズン、リーガ・エスパニョーラのタイトルを獲得するのではないか、と外野は推測している。国王杯に関しては、レアル・マドリーも早々に敗退。こうなると、チャンピオンズ・リーグのタイトルがレアル・マドリーの唯一の希望となる。しかし、チェルシーとの1回戦で、レアル・マドリードはホームでライバルと引き分け、チェルシーは貴重なアウェーゴールを奪った。これは間違いなくレアル・マドリーにとって大きな痛手だ。チェルシーの今シーズンの目標は優勝ではないし、彼らのメンタリティはレアル・マドリーよりも落ち着いているように見える。
この引き分けでレアル・マドリードはトップ4入りに一歩近づき、ジダンの監督としての立場が不安定になったのは明らかだ。
