梅西

ゴールの正確なフリーキック。AFP写真

北京時間11日早朝、レアル・マドリードがバルセロナを2対1で破り、待ちに待ったスペイン国内ダービーが幕を閉じた。リーガ・エスパニョーラが終盤に差し掛かり、すでに3強が出揃った今、この一戦の重要性はいくら強調してもしすぎることはない。結局、レアル・マドリードは激戦を制したことにより、勝ち点を66とし、1試合少ないアスレティック・マドリードと同じ首位に浮上、バルセロナは勝ち点65で3位につけている。

この試合は、2人のワールドクラスの監督による戦いでもあった。レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督はホームでポゼッションを放棄し、メッシを制限することに集中し、守備的なカウンター攻撃戦略を採用した。一方、バルセロナのロナルド・クーマン監督はメッシに期待をかけ続け、メッシがチーム全体、特に前線の選手であるデンベレとペドリに活力を与えることを期待した。

しかし、ジダンの方が明らかに優れていた。彼の戦術はよく組織化され、選手たちによって実行されていた。13分、ルーカス・バスケスがペナルティーエリア右側から正確なパスを送ると、ペナルティーエリア手前のベンゼマがヒールで巧みにゴール右下隅にボールを流し込んだ。28分には、クロースがペナルティーエリア手前からフリーキックを放ち、デクスターとアルバがボールをブロックしようとしたが、ボールがゴールネットに飛び込むのを防ぐことはできず、レアル・マドリードが2対0とリードして前半を終えた。

バルセロナにとって致命傷となったのは確かだ。雨の中、同点に追いつくために必死だったが、スリッピーなピッチは攻撃側にとってさらに不利だった。試合終了間際、バルセロナは見事な同点弾のチャンスを逃し、モリバのPKはクロスバーに当たり、カメラレンズは冷たい雨の中で震えるリオネル・メッシを捉えた。メッシは過去3シーズン、リーガ・エスパニョーラ5試合、コパ・デル・レイ2試合を含む7試合に出場し、合計567分間ピッチに立ったが、得点もアシストもできなかった。メッシのナショナル・ダービーでの最後のゴールは、クロウがまだレアル・マドリーに在籍していた2018年5月6日にさかのぼる。

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