選手や外国人助っ人だけでなく、監督のハオ・ウェイも獄中にあるという前代未聞の騒動に巻き込まれた泰山クラブ。新たに開示されたニュースでは、ハオ・ウェイの裁判が確定し、その量刑は金敬姫と同様であると指摘されており、泰山チームは一息つくことができたようだ。
北京時間1月2日の報道によると、有名なスポーツブロガー『中国スーパーリーグ観察者』は、ハオ・ウェイの一審判決が決定し、彼の懲役刑は金敬島、谷超などに匹敵すると明らかにした。ハオ・ウェイの名前は、発表される禁止リストの第2弾に登場する見込みだ。以前、ブロガーは金敬島が3年の実刑判決を受けたことも明らかにした。
CFAが9月に発表したサッカー禁止リスト第1弾を振り返ると、合計60人が業界から制裁を受け、そのうち43人が永久追放処分を受けた。このリストには、金敬島や郭天宇といった元外国人選手や、泰山の韓国人外国人選手、孫俊鎬が含まれている。ハオ・ウェイの名前も次のリストに載るかもしれない。
しかし、別の見方をすれば、ハオ・ウェイの刑期が3年程度であれば、マッチフィックス疑惑の程度はまだ許容範囲内であることを意味し、そうでなければ処分はそれほど軽くはならない。もうひとつの可能性は、ハオ・ウェイのマッチフィックスに関する行動は個人に限定されたもので、クラブの経営陣とは直接のつながりがないということだ。もしそうであれば、泰山チームは重い処分を免れることが予想されるが、ポイントを避けるのは難しいだろう。しかし、2022年のスーパーリーグで優勝候補に挙げられていた泰山チームが、ハオウェイの不品行のせいでその年のタイトルを逃したかもしれないとは、山東省のファンには信じられないだろう。