昇格チームとして、今年は降格チームの位置付けで、リーグの最初の5ラウンドでは、チームも一緒にアルメリアの昇格を破って1-0シャットアウトインジャリータイムのみ。
昨シーズンは何とか降格圏内の勝ち点1差に踏みとどまっただけに、チームの成績はさらに悪化している。今シーズンはセルヒオを監督に迎えたが、結果は5節終了時点で5連敗、1ゴールも奪えず、惨めな最下位。セルヒオはバジャドリードファンにとって知らない人はいない。チームは20/21シーズンにリーガエスパニョーラから降格しており、その時の監督もセルヒオだった。ホームチームのファンがセルヒオをどう扱うかは想像に難くなく、カディスのボスはこの試合で二重のプレッシャーに直面することになる。
試合前、カディスのビスケーノ会長は、チームは長期的なプランに固執することに慣れており、リーグ戦がまだ6、7戦しか終わっていない段階で監督交代を議論するのは時期尚早だと述べた。その言葉とは裏腹に、国際試合が控えていることを考えると、この試合がセルヒオのラストゲームになる可能性は否定できない。その場合、今夜のカディスのスタメンは、かなり顕著な変化を遂げることになるだろう。しかし、どのようにメンバーを調整しようとも、監督の選手に対するコントロールには疑問が残る。