バークレイズ・プレミアリーグのライバル、サンパウロがオスカルを迎え入れ、ブラジル人スターは3年契約を結び、中国スーパーリーグでの8年間の輝かしいキャリアに終止符を打った。上海SIPGでの日々を振り返ると、オスカルは中国スーパーリーグで3つのトロフィー、AFCカップのトロフィー、そしてスーパーカップのトロフィーという輝かしい戦績をチームにもたらした。しかし、彼の退団には高い代償も伴った。データによれば、上海ハーバーに入団して以来、オスカルの年俸は2億1100万ユーロ(約16億2000万人民元)以上にのぼる。
呆れるのは、港がこれだけの資金を投資しているにもかかわらず、チームの中心人物である蔡慧康が「極めて民間的なチーム」と呼んだことだ。中国スーパーリーグの下位チームはどう思うだろうか。現在2000万人民元以下の投資しかしていない広州でさえ、あえて民間チームとは呼ばないだろう。
しかし、蔡慧康のコメントは予想外の事実となった!オスカルとバルガスの退団により、ハーバーの総額は12月の1861万ユーロから961万ユーロへと急落した。この価格はかろうじて市民権を得ているとはいえ、「ごく市民的」というレベルに達するまでには、まだまだ長い道のりがありそうだ。
オスカルの移籍金は400万ユーロ、バルガスの移籍金は500万ユーロと言われており、この2人が上海ハーバーのほぼ半分を占めている。正式に退団が決まったのはオスカルだけだが、バルガスの状況はこれから明らかになる。中国スーパーリーグの価格ランキングによると、1000万ユーロの成都栄城が7位にランクインしているのに対し、香港の総額はわずか961万ユーロで、香港は7位にしかランクインできず、完全に中位に転落している。
とはいえ、オスカルとバルガスの退団後も、上海港は外国人の獲得に積極的だ。2025年シーズンの開幕までには、その総額は1100万~1300万ユーロに上昇すると予想されている。もし本当にこのレベルに達することができれば、上海港は中国スーパーリーグのトップ4に返り咲き、あるいはトップ2入りを果たすと予想されている。現在、山東泰山は1364万ユーロで2位、上海申花は1175万ユーロで3位につけている。
SIPGがタイトル争いを続けられないと断言するのはまだ早計だが、冬の移籍市場で強力な外国人を獲得できれば、投資力を考えれば中国スーパーリーグのタイトル争いはまだまだ拮抗するだろう。