先週末、今シーズンのセリエA5節を終えて3勝2分けで無敗をキープしていたゲストが2-1で敗れた。さらに興味深いのは、前節でナポリに得点をもたらした2人の新戦力がキム・ミンジェとカヴァラッキアだったことで、試合全体ではラツィオの中盤がやや失点し、ナポリには多くのチャンスがあった。前節はダービーで引き分けを余儀なくされたが、試合全体で両軍合わせてゴール枠内シュート4本と、チャンスはまだ残っている。
スタメンに関しては、ナポリのセンターフォワード、マイネがコンディション不良でチームリハーサルに参加せず、他の選手は問題なし。 しかし、ナポリのスキッパー、スパレッティは鎖骨を骨折し、試合前に軽い手術を受けてから記者会見に臨んだ。リバプール側では、チアゴが怪我から復帰し、今夜の試合で先発の可能性がある。また、移籍から加入したMFアルトゥールは先発は間違いなくないが、代役として出場できる位置にいる。ヘンダーソン、カルバーリョ、ジョーンズは欠場となる。リバプールは先週末のダービーでヌニェスに凡庸な先発をさせており、この一戦もフィルミーノがローテーションで先発する可能性が高い。センターバックのマティプをはじめ、左サイドバックのロバートソン、MFミルナーリーグがベンチ入りしており、選手交代が濃厚。
リヴァプールはナポリとの過去の対戦で2度とも敗れており、今季のアウェー3試合では1勝も挙げていない。つまり、リヴァプールにとってこの試合の熱量は高くない。ただ、ナポリは今年に入ってディフェンスラインを再編し、攻撃ラインのウイングが太ももになったため、やはり瞬発力は落ちている。両チームのペースの差は健在で、リバプールにはアウェーで勝ち点3をもぎ取るチャンスがある。