移籍の雲行きが再び怪しくなってきた。有名な移籍専門家ディ・マルツィオは、セリエAの巨人ラツィオがチェルシーの中盤のスター、チェーザレ・カサダイに狙いを定め、最強の追っ手になっていると明かした。アルヤン・イブラヒモビッチの獲得に成功したラツィオの経営陣は、バローニ監督に新たな "贈り物 "を提供することを熱望しており、その贈り物とはカサダイの獲得である。
ラツィオとチェルシーの交渉は、ここ数日の集中的な接触で突破口を開いた。両クラブのオファーの差は200万ユーロ(約2億円)まで縮まったと報じられており、両者は移籍交渉を円滑に進めるため、ボーナス条項を付けることでギャップを埋めようとしている。
新シーズンに向けて中盤の強化が期待されるラツィオにとって、このニュースは大きな追加点となる。若く有望なMFであるカサダイがチームに加われば、ラツィオの中盤に新たな強さと創造性をもたらすだろう。
しかし、トリノもカサダイを熱望しており、一時は獲得候補に挙げられていた。ラツィオの速攻を前に、トリノは突然の競争に対応するため、移籍戦略の見直しを迫られた。
チェルシーにとって、カサダイの退団は新シーズン前に新たなMFを探す必要があることを意味するかもしれない。しかし、移籍市場におけるチェルシーの強みとコネクションがあれば、その穴を埋める理想的な候補者をすぐに見つけることができるだろう。