前節も敗れ、このところ2連敗を喫するなど、全体的な戦況は再び波乱含みだ。とはいえ、チームの主力である左サイドバックのウェイ
デグロムも間もなく復帰し、全体的な戦力は回復。しかし、すでにリーグ中位につけているシリウスは打線の総合力に大きな差があり、過去の対戦成績も1分け9敗と散々な結果しか残せておらず、今節の状況は本当に楽観視できない。
一方、マルメはチームにとって最後のカップ戦となった。
予選ラウンドはホームでディエドランジュに3-0と快勝し、チームは大きくリードを広げ、比較的楽な日程が待っている。日程が比較的タイトなため、結果的にフィジカル面で不利になるものの、近年のリーグで圧倒的な強さを誇るチームとして、総合的なアドバンテージは支持できる。しかも、首位との勝ち点差はわずか3であり、劣勢のアウェーゲームに臨むとはいえ、プレー意欲の支えがあれば侮れない。