シルマーの唯一のゴールで、第1戦はアウェーで辛勝した。
ここ数シーズン、ハイデンハイマーはしっかりと上位に食い込む強豪チームと目されており、昨シーズンはプレーオフまであと数ポイントというところまで迫った。新シーズンはチーム強化のため、ベストの移籍だけで移籍はあまりなく、ムーアがシャルケに移籍した。準備期間は1勝2敗と平均的な成績。
最終戦は勝利を収めたが、フィールドは支配的ではなく、パス成功率は8割に満たず、攻撃の組織もあまり良くなかった。
リーグ戦の第1戦では、ホームに座っていたにもかかわらず、相手にあっさりとやられてしまった。しかし、昇格組の格に見合った積極的な試合運びを見せた。
今シーズンの最大の目標は降格であり、チームのスポーツディレクターであるフォアマンは「昇格から抜け出さなければならない」と語った。チームを昇格に導いたシアラー監督は留任し、主力組はそのままで、代役のGKホフマンの移籍など、人材補強は目立たない。やはりディフェンス重視の姿勢がうかがえる。ホフマンは昨シーズンレンタル移籍で、チームは最終的にプレーオフを勝ち抜いて昇格した。
昨シーズンを除けば、ブンデスリーガ2部での対戦が多い両チーム。通算成績ではハイデンハイマーにアドバンテージはないが、ホームでは2連勝中。ハイデンハイマーは数シーズン連続でブンデスリーガBの首位に立ち、1回戦でははっきりと勝敗を決めているため、昇格組に対する譲歩は十分とは言えず、後退を続けており、不利であることがわかる。