この伝染病の結果、スーペルリーガは2020年シーズンからチャンピオンシップがなくなり、メキシコ・スーペルリーガ史上初めてチャンピオンカップがないシーズンとなった。そして次の6シーズンは、昇格と降格がすべてキャンセルされた。何かと影響が大きい変更だ。
メキシコ・プレミアリーグに昇格した昨シーズンの成績は、秋季リーグが15位、春季リーグが13位で、10戦して3勝4分け3敗と振るわなかった。アスレティック・サンルイスは昨シーズン、攻撃が弱く、新シーズンは中盤に多くの投資をし、プーマスのストライカー、バレラ、ナーガのストライカー、キローガ、レンタル移籍のMFロペスを獲得し、それぞれストライカーのA・セントとニコラスを加入させ、総合力の向上を図った。過去10試合で、フアレスは7つのオーバーゴールを演じており、オーバーゴール率は70パーセント、セントルイスもオーバーゴール率は60パーセントで、両チームともオーバーゴールをかっさらうのがかなりうまい。
フアレスは昨シーズン、メキシコ・プレミアリーグに昇格したばかりで、この秋季リーグでは振るわず16位、春季リーグでは4勝2分け4敗という立派な成績だった。昨シーズンの春季リーグでは、フアレスは10試合で20ゴール、1試合平均2ゴールを決め、リーグ3位タイだった。一方、パラグアイ人ストライカーのレスカノは6ゴールを挙げ、注目の存在だった。しかし同時に、フアレスは昨シーズンの春季リーグで10戦18失点と、ワースト2位の守備力を誇っており、攻撃は強く、守備は弱いという特徴を示している。しかし、サン・ルイスもまた守備が弱く、ここ13試合で無失点はわずか1試合しかない。
過去7回の対戦で引き分けはなく、うち4回はフアレスが勝利している。しかし、アウェイでのフアレスの成績はやや悪く、3連敗中、1試合平均3失点しているため、ホームでは無敗のサン・ルイスが見られる好試合となる!