4月30日未明、リーガ・エスパニョーラ第33節でバルセロナはバレンシアをホームに迎え、バルセロナは10人のバレンシアを4-2で下し、首位と勝ち点11差の2位に浮上した。
試合は両チームともすぐに本調子になり、打ち合う展開で始まった。前半22分、バルセロナのラフィーニャのクロスをフェルミンが頭で合わせ、1-0とリードを奪う。しかし、バレンシアは後半開始直後に同点に追いつく。27分、テル・ステーゲンのミスからウーゴ・ドゥーロが無人のゴールネットを揺らし、スコアは1-1となった。
その後、バレンシアの攻撃は激しさを増した。37分、ペナルティーコーナーからペペルが決めて2-1と同点に追いついたが、バルセロナはあきらめない。49分、ペナルティーコーナーからレヴァンドフスキのヘディングシュートがゴール前に決まり、2-2の同点に追いつく。
バルセロナの攻撃は後半に入ると激しさを増す。82分、再びコーナーキックのチャンスを得ると、アラウージョのスクランブルからレバンドフスキがヘディングシュートを決め、3-2とリードを奪う。しかし、バレンシアも諦めずにカウンターからチャンスを見出そうとする。しかし90+3分、レバンドフスキが再び抜群の個人能力を発揮し、フリーキックのチャンスをそのままゴールに流し込み、ハットトリックを達成、チームの勝利を決定づけた。