アジア・ワールドカップ第2段階グループB第3戦、日本はホームの国立競技場で北朝鮮と対戦した。前半2分足らず、日本は夢のようなスタートを切った。ドン・ヤストシがベースライン付近に正確な逆三角形のパスを送ると、田中ボアがミドルシュートで続き、日本の得点の口火を切った。その後、ドン・ヤストシがワンタッチのチャンスを逃したが、それでも日本は1-0とリードして前半を終えた。
後半、北朝鮮は同点に追いつこうと攻撃を強める。48分、ペナルティーエリア外からハン・グァンソンが放ったシュートはポストに当たって弾かれ、続くパク・チョンのシュートは味方のファウルで認められず、北朝鮮は同点の絶好機を逃した。その後、北朝鮮は何度かゴールを狙ったが、日本のディフェンスを破ることはできなかった。結局、日本が北朝鮮を1-0で下し、3連勝を飾った。
この試合は日本にとって重要な勝利だったことは間違いない。田中ボアの見事な勝ち越しゴールと素晴らしいディフェンスで北朝鮮を下し、グループ首位に立った。一方、北朝鮮は攻撃力を見せたものの、失点とポストに当たったロングレンジシュートで敗れた。