スロベニアをPK戦の末に敗退させ、見事ユーロ8入りを果たしたポルトガルのDFカンセロが、メディアのインタビューに応じ、大会の感想と今後の展望を語った。
カンセロはまず、試合は難しいものだったが、ポルトガルは終始優位に立ち、最終的にはPK戦で勝利を収めたと語った。彼は、チームが冷静さを欠いた場面もあったと認めたが、ポルトガルが勝者にふさわしいと確信していた。
個人的なパフォーマンスについて、カンセロは家族のサポートがいかにモチベーションを高めてくれたかについて特別に言及した。カンセロは、この試合で応援してくれたのは娘だけだったと明かし、妻が次女を出産したばかりというニュースにも勇気づけられたと語った。この家族の力によって、彼は試合中、特に後半に集中力を高め、以前の国際大会での悔しさを晴らそうとした。
次のフランス戦に向けて、カンセロは大きな自信と期待を示した。フランス代表は強いが、ポルトガル代表は十分な準備ができている、と彼は信じている。チームは毎日ハードなトレーニングを積んでおり、選手全員が代表チームに対する責任感にあふれていると強調した。さらに彼は、交代要員のチームへの貢献についても言及し、ポルトガルは26人の強力な選手を擁するチームであり、全員が準備万端でなければならないと主張した。
チームメイトのディオゴ・コスタについて、カンセロは高く評価した。彼は、ディオゴ・コスタが非常に有能であり、チームに不可欠な存在であると考えている。特にディオゴ・コスタの試合での素晴らしいパフォーマンスを称賛し、勝利はすべて彼の努力と貢献によるものだと感じたという。カンセロはまた、ディオゴ・コスタのプロとしての姿勢と謙虚な資質を称賛し、彼をトッププロだと評した。
最後にカンセロは、フランス戦への期待を口にした。ポルトガル代表は大会の最終段階に入り、強豪チームと戦うことを熱望しているという。カンセロは、フランス戦に向けて万全の準備を整えていることを確信している。
