6月30日午後、青島西海岸スタジアムで中国スーパーリーグ第17節が行われ、青島西海岸が強豪・上海申花と対戦した。試合前半、両チームは激しい攻防戦を繰り広げたが、どちらも均衡を破ることができなかった。前半、青島西海岸の馬来来が素晴らしいシュートを放ったが、オフサイドの判定。一方、テイシェイラは絶好の攻撃チャンスで、神華のGK石暁天に阻まれたが、残念ながらボールは逸れてしまい、スコアを変えるチャンスを逃した。ハーフタイムが終わり、両者は0-0のドローに終わった。
第2レグ、青島西海岸はホームでの勝利を目指し、攻撃を強化し続けた。しかし、運命は彼らに味方しなかったようだ。後半開始早々、謝鵬飛がディフェンスを突破してゴールを狙ったが、シュートはチャンスを生かせず、またも神華のディフェンスに防がれた。さらに謝鵬飛がゴールを決めたが、またしてもオフサイドで取り消された。
試合が延長戦に入ると、ピッチの雰囲気はますます緊迫していった。誰もがこのまま引き分けに終わるかと思ったその時、上海申花はコーナーキックのチャンスを生かし、呉錫がペナルティーエリア内で高く飛び上がり、ヘディングシュートを決めた。このゴールは神華チームを歓喜させただけでなく、青島西海岸のディフェンスを完全に破った。
試合終了のホイッスルが鳴り、青島西海岸は上海申花に0-1で敗れた。この敗戦により、青島西海岸は勝ち点13で中国スーパーリーグ順位表の最下位に留まり、降格の危機に瀕している。一方、上海申花はこの勝利で勝ち点を43に伸ばし、2位をキープしてタイトル争いを続けている。