昨日の早朝に行なわれたユーロ準々決勝で、イングランドはスリリングなPK戦を経験し、最終的にスイスを5-3で下して準々決勝進出を決めた。試合後、イングランド代表のサカとルーク・ショーは、オフィシャル・プログラムのインタビューで、PK戦でのチームメイトのパフォーマンスについて、自分たちのメンタリティ、感情、見解を語った。
最後のPKを決めたアーノルドのメンタリティについて、ルーク・ショーは、アーノルドのそばにはいつも彼がいて、全幅の信頼を寄せていたと語った。彼は、チームにはPKに対する独自の考え方があり、多くの練習を積んできたため、全員が自分のやっていることを理解していると述べた。ライスのスピーチも、皆を落ち着かせ、呼吸法を教えるという重要な役割を果たした。アーノルドが得点を決めると、チーム全員が安堵と自信のため息をついた。
一方、サカはPK戦後の心境をこう振り返った。イングランドが最後にPK戦で敗れたときの痛みを知っていた彼は、膝をついて神に感謝した。チームメイトがお祝いに駆け寄っているのを見ると、すぐに自分も一緒になってファンと思い出に残る瞬間を分かち合ったという。彼は、ファンと過ごしたひとときはとても特別なもので、深く楽しんだと告白した。
アカンジのPKをピックフォードがセーブしたことについて、サカは絶賛した。ピックフォードのセーブが完璧なタイミングだったことで、チームの士気が高まり、その後のPKを決めた選手もリラックスしていたという。また、ピックフォードのフィールドでの静かなパス・スタイルに安心感を覚えたとし、この無言の協力がチームの成功の重要な要因のひとつであると強調した。
一方、ルーク・ショーは、ウォーカーもピックフォードを助けていたと付け加えた。彼は、PK戦でウォーカーがアカンジがPKを取りそうな方向を指差したことに触れ、それは小さなジェスチャーだったが、ピックフォードが正しい判断を下すための余分な情報を与えたかもしれない、と語った。