フランスが今年のユーロで惜しくも別れを告げた後、フランスサッカー連盟のフィリップ・ディアロ会長が『L'Equipe』の独占インタビューに応じ、フランスチームのパフォーマンス、ディディエ・デシャンヘッドコーチの今後、そしてチームのプレースタイルについての質問に包括的かつ詳細に答えた。

ディアロは、今年のユーロでのフランスのパフォーマンスを肯定的に評価し、チームは準決勝進出という目標を達成し、その競争力とサッカー大国としての地位を証明したと語った。決勝に進めなかったことは残念だが、チームが示したプロ意識と卓越性の追求は評価に値する。

ディディエ・デシャン監督の今後について、ディアロは、デシャン監督の契約はまだ有効であり、これまでの彼の優れたパフォーマンスを考えれば、契約を疑問視する理由はないと明言した。ディアロはまた、準決勝の欠点を分析し、フランスを前進させ続けるにはどうすればいいかを話し合うため、数日中にデシャンと綿密な話をするつもりだと明かした。彼は、フランスチームが現在の方向性を継続し、団結力と堅固さという資質を維持する必要性を強調した。

フランスのプレーは退屈だったという批判に対し、ディアロは批判は理解できるとしながらも、チームは強敵を相手に堅固で団結した資質を見せたと信じていると語った。攻撃面でチームに欠点があったことは認めたが、これはチームが引き続き取り組むべきことだ。ディアロはまた、試合はエキサイティングなものではなかったかもしれないが、フランスチームにはいまだに多くのファンやサポーターがいて、彼らはチームに深い愛着を持っている、と指摘した。

ディアロは、デシャンが2026年まで指揮を執ることを望むかどうかという質問について、彼がどう考えているのか知るために、さらに彼と連絡を取ると述べた。彼は、契約と結果を尊重しなければならないと強調し、デシャンがここ数年、2022年ワールドカップの決勝トーナメント進出や、今年のヨーロッパリーグの準決勝進出など、フランスを顕著な成果に導いてきたことを指摘した。そのため、デシャンはフランスの監督を続ける資格があると考えている。

最後に、ディアロはチーム内の結束についても語った。ドイツ遠征中、チーム内に大きな団結力と結束力を感じたという。選手間でも、選手とコーチングスタッフの間でも、良い関係が保たれている。この団結力と結束力は、フランスチームが良い結果を出すための重要な保証のひとつである。

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