2024年3月17日、セリエA第29節が行われ、フロジノーネがラツィオをホームに迎えた。連敗中のラツィオは士気を高めるためにも勝利が必要だが、フロジノーネは好調を維持したいところ。
前半、フロジノーネはリローラのヘディングシュートで先制し、夢のようなスタートを切った。しかし、ラツィオは慌てず、すぐに効果的なカウンターを仕掛ける。ザッカリーニの同点ゴールで両者は同点に追いついた。
サイドチェンジ後、試合は後半に激しさを増した。交代で入ったばかりのカステジャーノスが試合のターニングポイントとなり、ヘディングで5分間で2得点し、ラツィオが3-1と逆転に成功した。チェディラのリバースキックでフロジノーネが同点に追いついたものの、試合の結果を変えることはできなかった。
試合終了後、ラツィオはフロジノーネに3-2で勝利し、4連敗に終止符を打った。ラツィオにとってこの勝利は、連敗の影から抜け出しただけでなく、順位表でも確かな一歩を踏み出したという意味で、大きな意味を持つものだった。