リーガ・エスパニョーラの強豪バルセロナが、同じスペインのライバル、アトレティコ・マドリードを迎えてのリーグ戦で厳しい戦いを強いられる。前回のチャンピオンズリーグでは、バルセロナはジョアン・カンセロとジョアン・フェリックスのゴールにより、ポルトに2-1で勝利し、貴重な勝ち点3を獲得した。このところバルセロナの守備は緩んでいるものの、アトレティコ・マドリードとのリーグ戦ここ3試合は無敗であり、チームに自信を与えているのは間違いない。
アトレティコ・マドリードはフェイエノールトとのチャンピオンズリーグ最終戦を3-1で制した。ここ6試合で14ゴールを挙げており、強力な攻撃力を誇っている。しかし、アウェイチームとしてバルセロナと対戦した過去17試合では勝利がなく、この記録がチームに余計なプレッシャーを与えているのは間違いない。
バルセロナの過去の対戦成績は3勝2敗1引き分け、合計11ゴール。最近の対戦では、バルセロナがアトレティコ・マドリードを1-0で下し、この試合ではフェラン・トーレスが単独ゴールを決めている。
バルセロナは、シャビだけが十字靭帯断裂のため欠場する。ハビ・エルナンデス監督は4-3-3の布陣で臨むと見られており、先発メンバーはイニャキ・ペーニャ、ロナルド・アラウージョ、ジュール・コンデ、イニゴ、ジョアン・カンセロ、イルカイ・ギュンドアン、フランキー・デ・ヨング、ペドリ、ラフィーニャ、ロベルト・レバンドフスキ、ジョアン・フェリックスらが考えられる。
アトレティコ・マドリードには負傷者の心配はなく、ディエゴ・シメオネ監督も健康なメンバーを揃えている。フォーメーションは3-5-2が予想され、先発メンバーはヤン・オブラク、ホセ・ヒメネス、アクセル・ヴィツェル、マリオ・エルモソ、ナウル・モリーナ、ロドリゴ・デ・パウル、コケ、サウール・ニゲス、サミュエル・ディアス・リノ、アントワーヌ・グリーズマン、アルバロなどが考えられる。